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マクドナルド、変れるか!!

本日のMJの1面で「マック離れ深刻 6割」と題して、1年前よりマクドナルド利用回数が減った、またはいかなくなった人が6割に上る調査結果を出している。使用期限切れの鶏肉使用問題の余波は大きく、その信頼性は大きく毀損している。顧客に対して、責任は業者にあるようなコメントをしたり、ごく一部のことでしかないなど、あたかも部外者で被害者を装う謝罪会見は最低のものだった。

1面全体

 

そのことの結果が売上25%ダウンという数字に表れた。

記事の中でお客様アンケートで「どんな商品が足りないか?」という質問に対する回答として
「食材の安全性が高い商品」
「安い商品」
「ヘルシーな商品」
の3つが多く方から挙げられていた。

足りない商品

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶏肉問題があったので「安全性」の要望が高いのは当然だし、また、「低価格」を求める回答もどんな調査をしても出てくる要望だ。

ここで着目すべきは、本質的な問題として「ヘルシーな商品」を求める人がこんなにいるということだ。

先日も以下のエントリーの中で、マクドナルドには「ヘルシー感」が不足していることを指摘した。

http://ethicalive.jp/jy_columns/?p=1346

今回の調査で「ヘルシー感」については検証された訳だが、何故マクドナルドはこのようなユーザの声に気がつかなくなったのだろうか。

通常、ユーザの声に気がつかないのは社内のスタッフが客を見ずにトップを見ているケースだ。

今回はMJの別のページに本部担当のコメントが出ている。

ヘルシーさニーズへの対応

今回はユーザの声が届いたようだ。単にメニューを見直すだけでなく、体質改善からマクドナルドには取り組んでもらい、復活への第一歩を歩みだして欲しい。