恋愛マーケティング論

もう、10年以上も前だが会社の社内研修で当時の同じセクションの女性スタッフが「4Pと3C」について、話をすることになった。その中で「3C」を「恋愛」になぞらえて考えてみようという趣旨で、以下のようなプレゼンボードを作ってわかりやすく説明してくれたのをよく憶えている。

●「3Cは三角関係」

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Company=自分、Competitor=ライバルとして、Customer=恋愛相手という三角形の構図

●「三角関係を分析しよう」

3c-2

 

まずは、Customer=恋愛相手の分析だ。「どういうタイプが好みなのか?」「どんなことで喜ぶのか?」「食べ物は何が好きか?」「どんな本を読んでいるのか?」「サッカーと野球ではどっちが好きか?」などなど。やはり、ここでも「ターゲット分析」「ターゲット理解」がまず最初に行われるという説明。

次いで、Competitor=ライバルの分析だ。「ライバルの強み・弱みは何か?」「ライバルはどんなアプローチをしているのか?」「そもそもライバルはどんな奴?年齢は?職業は?顔は?・・・」、さらに「ライバルと恋愛相手の関係はどんな感じ?知り合ってどのくらい?どのくらい会っているの?どこにデートに行ったの?」みたいなことはやはり知りたいことだ。

最後が、Company=自分の分析となる。「自分の強み・弱みは何か?」「ライバルとどうやって差別化しようか?」など。「自分のことなのでわかっている」とは考えずに、客観的に分析することがポイントだと指摘していたと思う。たとえば、「自分と恋愛相手の関係。これは現在どうなのか?知人、友人、恋人のどれ?」については、「恋愛相手がどう思っているのか」を知ることはもとより、「ライバルがどう思っているのか」「周りの第三者がどう思っているのか、どう見えているのか」も重要とのこと。なるほど、確かに「恋愛」は当事者間で感じているものとと周りからみた状態とはかなり違うし、周りの評価が当人同士の関係にいろいろ影響を与えるからね。

●マーケティングへの汎用化

3c-3

さて、「恋愛」に置き換えてみてきた「3C分析」をマーケティング分野の言葉に置き換えることで汎用化するとこうなるというチャートだ。マーケティングをやってきた人には馴染みがあるだろうが、上の2つのチャートと比べるとどうだろうか?

なんか、わかりづらい。見づらい。入ってこない。・・・と感じる。上の2つでは3Dで考えていたことが、最後のチャートでは2Dになってしまっている。

マーケティングは「人間」を対象としたものなのだから、「血が通っていないと」と再認識した時でした。

ちなみに、「初恋」だと少し様相が変わる。「初恋」には自分と恋愛相手しかいない。そこに競合相手はいないし、いても眼中に入らない。そして、戦術も「当たって砕けろ!」だけだ。

なんか、スタートアップのメーカーと「初恋」マーケティングは似ているかな。

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