「サラダ」がオフィスで主食になる日

1月ほど前になるが、「サラダ専門店」という路上看板を見つけて、初めてサラダ専門店なるものに入った。

 Saladish http://www.saladish.jp/

店の特徴は以下の通り。

“サラダをサイドオーダーとしてではなく、メインディッシュとして提供することを目指した日本初のラップ&ボウルサラダ専門ファーストフード店です。30種類以上のトッピングと10種類以上のドレッシングの組み合わせによりあなただけのフレッシュサラダをお作りいたします。”

ラップとはサラダをトルティーヤに包んで食べるツーフィンガーフード、ボールはサラダそのもの。サラダ以外には野菜スムージーしかない店だ。イートインの席がいくつかと他はテイクアウト。男性客も多いらしい。ラップを頼んで食べてみたが結構なボリューム感を味わえた。

立地は茅場町、兜町のあたり。飲食店としてはオフィス街の二級立地。2014年5月30日オープンとのこと。

笑顔がステキな店員さん(店舗の写真は撮り忘れました)
Saladish Staff

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、「サラダ専門店」で検索してみると、オフィスワーカー向けのイートイン&テイクアウト業態の「サラダ専門店」がいくつか見つかった。

 SALADA TO GO http://www.saladish-salad.com/

 SALAD TO GO(サラトゥーゴー)は「働く人に健康的な食生活」をコンセプトにビジネス街でのテイクアウト用サラダやスムージーの販売を通して働く人の健康をサポート。新しいライフスタイルの提案として「主食サラダ」の文化を浸透していきたい。

ここは十六穀米おにぎりも売っているが、サラダを主食するコンセプトはSaladishと同じ。出店エリアはビジネス街でコンビニが3店以上あるエリアを狙う。なぜなら、コンビニでサラダを買うビジネスマンが多いことから、顕在化しているビジネスマン×サラダマーケットを狙うらしい。

狙われたコンビニサラダ
CVS Salada

店舗立地は神田駅徒歩5分。こちらは2014年6月オープンとのこと。

(WEBを見ていると以前はの店名はSaladishと表記していたらしい)

 サラダデリ・マルゴ http://margo.co.jp/

 マルゴは「自然まるごと、サラダサプリ」をコンセプトとしたサラダデリの専門店。 自然の恵みである野菜を食の主役に位置付け、国産の旬の野菜を中心にした栄養満点のサラダを提供。

店舗立地は西新宿。2010年10月オープンなのでサラダ専門店の草分け的店か。オフィスへの宅配や電話予約も実施中とのこと。

 

わがオフィスの近くにもいくつか「野菜×オフィス」をモチーフにした店舗がある。

ベジピア http://vegepeer.com/

野菜生搾りジュース専門店でテイクアウト業態。その特徴は次の通り。

・兵庫県産・西日本産の新鮮オーガニック野菜を中心に使用
・素材の成分を活かす低速回転ジューサーを使用
・オーダーを受けてから1杯ずつ作るこだわり志向
・水・砂糖・氷を一切使用しない本物の“生搾り”

Vegipia

店舗立地は六本木と赤坂の中間。アークヒルズフロントタワーのとなり。そして、ここも毎日オフィスにお届けするサービスがある。

Vege marche(ベジマルシェ)http://www.vege-marche.jp/

青果物卸のデリカフーズグループの関連会社が運営する店舗。

【食の薬局】として、健やかな毎日のために野菜や果物をはじめ、おいしくて体にいい食材と食べ方を提案する店。業務用「八百屋」を標榜する同社が提唱するオフィス用の「八百屋」である。サラダ専門ではないが、青果販売やスムージーの販売、ドライフルーツ販売の他に「野菜セミナー」なども開催している。

「八百屋」としての特徴は、野菜が持つチカラによって値段を決めていく、全く新しい視点で野菜に価格を付けて販売。野菜の機能性を『抗酸化力』『免疫力』『解毒力』の3つのカテゴリーに分け、その時に最もチカラがあるコーナーに野菜を並べて販売している。

Vegemarche

店舗立地は赤坂アークヒルズ内。オープンは2010年8月とこちらも古株。

オイシックスのサラダランチ https://www.oisix.com/salad/

サラダのオフィス向け宅配事業。サラダだけでもランチになるボリューミーなもの。定期デリバリー型(事前注文)と定期ストア型(職域販売型)がある。とりあえず販売可能エリアは都内のみ。

2014年5月開始。

このように眺めてみると、どの店もお客様は女性だけでなく、男性も視野に入れたメニュー構成となっている。男性もそれなりの比率でいるらしい。オフィスワーカーの昼食として「サラダ」「野菜」が本格的に市民権を獲得してきたといえる。農畜産業振興機構振興の調査によると、最も「カット野菜」を購入しているのは「独身・男性」とのこと。

Graff

平成25年3月 独立行政法人 農畜産業振興機構振興調査「カット野菜製造の実態と市場動向」(調査方法:インターネット調査 サンプル数:1,500サンプル)

しかしながら、各店舗のメニュー価格をみるとまだこなれていない。単品で600~1,000円くらいまでするのでちょっと頑張らないと一般オフィスワーカー、特に若い人の主食にはならない。そろそろ、チェーンオペレーションの大量仕入れによって低価格戦略で大手が参入してきてもおかしくない。

個人的には、(年季の入ったMacDonaldウォッチャーとして)、トンネルから抜け出せないで喘いでいるマクドナルドに(前社長が否定していたが)「ヘルシー路線」へ取り組んで貰って「サラダ」をコアメニューに入れた展開を是非検討してほしい。(すべてをヘルシーにする必要はありません。マクドナルドもヘルシーがあるなあと思ってもらえるメニューが欲しいだけです)

モスの「菜摘バーガー」なんていいなと思うのですが。

(参考)モスバーガーの菜摘バーガー http://www.mos.co.jp/cp/natsumi/140401/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です