女性が生み出す「草食系」男子

8月1日に[恋愛観調査2013](リクルートブライダル総研調べ)が発表された。この調査は未婚の男女、20代〜40代の 2,352人を対象に2013年3月にインターネット・リサーチで行われたものだ。

その中の質問で「恋人の有無の状況」を聞いた結果が以下のグラフだ。

結婚調査恋人の有無

これを見てまず気が付くのは,「恋人がいる」率は男性全体で20%、女性全体は37%と女性の方が約2倍くらい高い。そして、男性は20代、30代、40代を通してほぼ20%前後と一定であるのに対して、女性は20代の40%から40代では24%へと逓減している。つまり、女性から見た場合は男性はどの年代でも恋人がいる確率は20%前後で、独身男性の80%はアプローチOKだ。これに対して、男性から見て20代の独身女性は40%が恋人がいてアプローチ可能なのは60%と男性に比べて低い。以上から、独身男性がアプローチする場合の方が独身女性がアプローチするより失敗する率は高く、特に女性が若い場合(20代、30代)は顕著である。

その結果が何を招いているのか。
面白いデータが同じ調査の中にあった。それは「自分は『草食系』だと思う」比率である。

「草食系」は男性の方が女性より10%多い。(20代、30代の場合) 結婚調査草食系

「草食系」率は男性20代で48%とほぼ半数。男性30代で42%となっている。これは同年代の女性の「草食系」率よりも高い。この違いは前出の「恋人の有無の状況」のデータとリンクしている。前出のデータでみると仮に男女とも同年代の異性にアプローチするとするなら、男性20代、30代のアプローチ失敗率が最も高くなる。

それを反映して男性20代、30代の「草食系」率が高くなっている。ここから、仮説として導かれるのは、

「草食系」男子は最初から「草食系」だったのではなく、アプローチ&失敗を繰り返すことで学習を重ねて「草食系」男子が誕生したのである。

ということだ。

さて、これまで見てきたのは独身者の実態だが、究極の独身ともいえる[生涯未婚]をみてみよう。50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合である生涯未婚率(2010年時点)は、男性20.1%、女性10.6%と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達した。

[生涯未婚率の推移]

zh1-2-10

出典: 平成24年版 子ども・子育て白書

これまで見てきたことを仮説的に流れを整理すると次のようになる。

生涯未婚率の拡大 ← 「草食系」(特に草食系男子)の増加 ←
「恋人のいる独身女性の割合」(男性と比べアンバランスな)

このように考えると女性の晩婚化対策や少子化対策の新しい方向性が見えてくるような気がする。

(かなり強引な展開だし、いろいろと検証を省いているので指摘は軟らかめにお願いします。)

 

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