HOPE SOAP and more

HOPE SOAP Project を知っていますか?

南アフリカのケープタウン。貧民街だろうか?
貧民街の風景

 

 

 

 

 

 

ごみが放置され、衛生環境の悪さが懸念されている。
ごみの風景

 

 

 

 

 

 

特に子供たちのチフス、下痢、肺炎、コレラなどの感染症が危惧される。
子供のいる風景
typhoid

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この衛生環境改善のために、低コストかつ普及しやすい対策が「いつも石鹸を使って手を洗うこと」だ。
石鹸手洗いは効果的

 

 

 

 

 

 

しかし、単に石けんを配布するだけでは誰も使ってくれない。親がきちんと指導するという環境にもない。
どうやって「石鹸を使う習慣をつけるか」が課題だ。
手洗いを子供にどうやって伝えるか

 

 

 

 

 

 

その対策として考えられたのが HOPE SOAP Projectだ。
まずは映像を見てもらいたい。

子供達一人一人に、「HOPE SOAP」(希望の石けん)と名付けられた石けんをプレゼント。この石けんの内部には、ミニカーやキティちゃんの置物、フィギュアなど、多種多様なオモ チャが埋め込まれている。子供たちが毎日手を洗って石けんを使いこなしていくことで、石けんそのものが削れ、中のオモチャが取り出せるという仕組み。子供 達はオモチャが欲しくて頻繁に手を洗うようになり、間接的に衛生環境の改善に役立つ仕組みというわけだ。 出典:http://www.jgnn.net/ls/2013/08/post-7911.html

これは衛生環境確立のための工夫として非常に参考になるのだが、それ以上にプロモーション活動への転用を考えさせられる。例えば、

  1. 既にコモディティ化が進みすぎて差別化されていない固形石鹸。例えば、キャラクターを埋め込んだ石鹸は子供にとって初めてのブランド体験を創る良い機会になるのではないか。
  2. ファミリーレストランでお子様同伴でご来店いただいた方にキャラクター石鹸を無償配布。手洗い推奨をすることで「子供の衛生環境に気を配るレストラン」としての価値創造に寄与できるのではないか。

などもある。

また、石鹸にこだわるだけでなく他の商品でも活用できるコンセプトなので、今後も継続して思考したい。

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